ポケット物大箱

渡辺ミルクキャラメル（33×22cm）、
渡辺チョコレート飴（34×28cm）

昭和初期のポケット物のキャラメルなどはこういった大箱に詰められてメーカー様から卸店に運ばれた。

ポケット物大箱

クロベエアメ（ポケット物100個入用）
昭和初期（28×34cm）

キャラクターは「のらくろ」で有名な田河水泡の「凸凹黒兵衛」

ポケット物小箱

スポーツキャラメル／今村製菓
（昭和初期）

裏面に「国民の体力増進を期し、『スポーツマンシップ』を推奨する…」とある。

ポケット物小箱

フランスキャラメル／不二家
（昭和30年頃）

フランスキャラメルは昭和9年の発売。
パッケージは当時の人気子役シャーリー・テンプルがモデル。

ポケット物小箱

アーモンドチョコレート／江崎グリコ

昭和33年の発売当初のパッケージ。
アーモンドがそのまま入っているのが画期的だった。

ポケット物小箱

森永チューレット／森永製菓

昭和31年発売。食べられるチューインガムとして人気があった。
現在のハイチュウの前身。

ポケット物小箱

ミルキー／不二家
（昭和30年頃）

昭和27年発売のロングセラー。
昭和30年頃のペコちゃん、ポコちゃんの顔を現在と比べるとおもしろい。

菓子箱(江戸・明治時代)

大黒絵饅頭箱／棗大黒屋
（高さ64cm）

中に菓子をいれた重箱を入れ、同じものを2つ、天びん棒でかついで運んだ。

菓子箱

粟おこし箱／粟新
（高さ29cm）

粟おこしを運ぶのに使用された箱。

菓子箱

栄太楼總本舗　梅ぼ志（陶器）（10×16cm）

「梅ぼ志」は今も人気の有平糖（飴）で、当時は陶器入りだった。

菓子箱

フランス「BISCUITS MIGNON」／
LEFEVRE-UTILE社（紙箱）1900年頃（直径10×9cm）

「MIGNON」とはフランス語で「小さくてかわいい」の意味で、パッケージにもかわいらしい女の子の絵が使用されている。

菓子袋(江戸・明治時代)

御菓子袋　明治初期
（25×19cm）

菓子袋(江戸・明治時代)

御菓子袋
（30×20cm）

宝のつまった巾着袋とネズミ。

菓子袋(江戸・明治時代)

菓子袋 芳虎・画
（30×20cm）

芳虎は幕末から明治にかけての代表的な浮世絵師の一人。
図柄は宝船に乗った七福神を描いたもの。

ガラス瓶(変形)

まねき猫型ガラス瓶
（高さ28cm）

駄菓子屋などで店頭に置かれた陳列用のガラス瓶。

ガラス瓶(変形)

カルケット瓶
（高さ29cm）

ガラス瓶に文字を彫りこんだものもあった。
カルケットはカルシウム入りビスケットのことで、栄養食品だった。

ガラス瓶

ラムネ瓶　各種
（高さ15～19cm）

古いラムネ瓶はサイズ・色も様々。
現在でもビー玉入りのラムネ瓶は根強い人気がある。

ブリキ容器(日本)

明治ミルクチョコレートブリキ缶
（13×17cm）

大正15年（1926）発売の超ロングセラー商品。
昭和初期のパッケージラベル。

ブリキ容器(日本)

森永ドロップ、明治ドラゼー2種、固形浅田飴、
名優キャンデー（4～8cm）

小型のキャンディー缶。

ブリキ容器(日本)

二○加（にわか）煎餅、森永ビスケット、
チョコレートキャンデー、ニクダン（約10～20cm）

二○加煎餅は博多名物、森永ビスケットはブリキに紙ラベルを貼ったもの

ブリキ容器(外国)

イギリス　菓子缶「GLOBE」／
William Crawford ＆ Sons社　1938年（高さ21cm）

地球儀の中にビスケットが入っていたもの。
1938年当時の世界そのままの地球儀型の容器。

ブリキ容器(外国)

フランス　菓子缶「Coffre a biscuits LU」／
LEFEVRE-UTILE社　1898年頃（13×21×13cm）

1886年創業のフランスのビスケット会社、LEFEVRE-UTILE社（通称LU社）のもの。
ルイ・ヴィトン風のトランク型のビスケット缶。

ブリキ容器(外国)

フランス　菓子缶「Enfants et chats」／
LEFEVRE-UTILE社　1898年頃（直径14×17cm）

缶の図柄から“Enfants et chats”(フランス語で“子どもと猫”という意味）の名が付いている。

ブリキ容器(外国)

フランス　菓子缶「MELANG CHOISI」／
LEFEVRE-UTILE社　1910年頃（12×22×6cm）

見本用の缶でブリキ缶に紙ラベルが貼ってあるもの。当時のビスケットがよくわかるパッケージ。

小包装

バナナ餅シール　他

小包装紙、シールを集めた貼込帳より。

シール

商標張込帳「名物票」

個人で収集した全国各地の名物ラベル・しおりなどを地方別に分類したもの。

シール

酒饅頭しおり

菓子に入っているしおり類を収集する人もいる。

のし紙(明治時代・他)

和洋菓子及食料品販売舗／日出軒本店
明治中期（20×27cm）

明治20年代、名古屋で製菓業が盛んになり、日出軒（和・洋）では機械生産を行う。

のし紙(明治時代・他)

恩賜ビスケット／レン・クロフォルド（株）
明治初期（16×25cm）

恩賜とは天皇から賜るもののこと。
日本ではまだビスケットを本格的に生産していない明治初期、横浜の英国人レン・クロフォルドが政府に納入していた珍しいのし紙。